マネジメント集中プログラム / 主力

一般職からマネージャー層まで、共通言語で組織の土台を整える。

マネジメントのなかでも、もっとも暗黙知になりやすい「人を育て、チームをまとめる」部分を体系化しました。根拠のない人材育成を手放し、再現性の高いマネジメントを、マネージャー層だけでなく一般職まで共通の言語・概念として学べるプログラムです。

形式少人数グループコーチング(1グループ10名まで)
回数講義 全8回(各回90分・隔週)
期間約5ヶ月
対象法人(経営層・マネージャー・次世代リーダー)
補助金人材開発支援助成金 活用可(※適用は要件により/保証なし)

料金は個別にご案内します / 売り込みはありません。補助金・助成金の活用で負担を抑えられる場合があります(対象・金額は制度要件と各法人の状況によります/活用を保証するものではありません)。

この業界に固有の、育成の断層

教える役も、まとめる役も、
準備期間なしで始まっています。

医療・介護では、役割の移行が経験年数と資格で決まることが多く、移行前に育成を受ける機会が用意されていない組織が少なくありません。プリセプターは、教え方を習う前に新人を任されます。主任は、シフトも多職種の調整も家族対応も、経験のないまま抱えます。躓きの原因が本人の適性に見えてしまうのは、この準備不足が見えにくいからです。このプログラムは、その部分を担います。

預かる まとめる 教える ケアをする
預かる 施設長・師長・管理者

数字と人員配置の責任を負う。ここで初めて経営の言葉が要求されるが、そこまでの過程で誰も教えていない。

まとめる 主任・ユニットリーダー

シフトも、多職種の調整も、家族対応も抱える。いちばん潰れやすい層。相談先が上にも下にもない。

教える プリセプター・指導係

資格も役職もないまま、教える役だけが回ってくる。ここでの経験が、その人の育成観を決める。

ケアをする スタッフ

すべての起点。ここで受けた教わり方を、そのまま次の世代に再生産する。

クリニカルラダー(看護実践能力の段階表)や資格制度は「ケアの実践力」の段階を示します。一方で「人を育てる力」「人をまとめる力」の段階は、多くの組織で言語化されていません。私たちが扱うのは、この空白部分です。

一般的な組織開発研修との違い

医療・介護には、
この業界にしかない制約があります。

一般企業向けの組織論をそのまま持ち込むと、たいてい現場で止まります。理論が間違っているからではなく、前提としている職場の形が違うからです。私たちは、この4つの制約を設計の出発点にしています。

制約1|全員が同時に集まれない

シフト制では、全員が同じ研修を同じ日に受けることが構造的に不可能です。だから「1回の研修で全員に伝える」設計にしません。同じ内容を複数回に分け、現場で言葉が伝播していく前提で組み立てます。

制約2|資格が、そのまま序列になる

看護師・介護福祉士・相談員・事務。資格の違いが、そのまま発言のしやすさの差になります。「意見を言いやすい職場にしましょう」と呼びかけるだけでは動きません。資格をまたいで通じる言葉を先につくります。

制約3|育てる側が、資格を持っているとは限らない

指導役が管理職とは限らず、多くは現場の先輩職員です。だからこのプログラムは、管理職だけでなく一般職まで含めて学びます。ここが、管理職層だけを対象にする研修との最大の違いです。

制約4|人が辞めると、加算と報酬に直結する

一般企業なら「採用コストの増加」で済むことが、この業界では人員配置基準・加算要件に跳ね返ります。離職は、士気の問題である前に収益の問題です。だから成果を、感覚ではなく残業時間・離職率・加算の維持で確認します。

影|裏を返せば、一般企業向けの汎用的な組織開発をお探しの場合、私たちより適した会社があります。私たちは医療・介護の構造に合わせて設計しているため、その分だけ用途が限られます。

この研修が、いちばん大切にしていること

組織の土台がないと、
どんな施策もうまくいかない。

採用も、評価制度も、個別面談も、研修も——どんなに良い施策も、組織の土台が揺らいでいれば空回りします。だから私たちは、施策の前に「土台」から整えます。

採用評価制度1on1・面談研修理念浸透

↑ どんな施策も、土台の上でしか機能しない

組織の土台共通言語 ・ 率直に高め合う関係 ・ チームの手応え

土台が揺らげば、上に積んだ施策も空回りする。
この研修は、その「土台」からつくり直します。

組織の実行力を支える力

その土台をつくるのが、9つの力。

さきほどの土台(共通言語・率直に高め合う関係・チームの手応え)は、9つの力に支えられています。この9つは順番に並んでいるのではなく、互いに支え合う輪になっています。たとえば現実を直視できなければ危機感は生まれず、危機感がなければ決断もできない。どこか一つが欠けると、そこで輪が切れて、良い施策も現場で止まります。

具体性 現実直視 ロジック 危機感 決断力 具現化 説得性 継続力 達成感 どれか一つでも欠けると 現場で止まる 9つは互いに支え合っています

私たちはこの9つを3つの束にまとめ、プログラムの3段階に対応させて順に育てます。まず見る力を、次に決める力を、最後に続ける力を。

A見て、言葉にする力

具体性現実直視ロジック

→ 1〜3回「共通言語をつくる」で育てる

B決めて、動かす力

危機感決断力具現化

→ 4〜6回「現場で実践する」で育てる

C巻き込み、続ける力

説得性継続力達成感

→ 7〜8回「仕組みに定着させる」で育てる

なぜ、一般職からマネージャーまでか

マネジメントは、管理職だけのものではない。

どんなに良い施策も、現場と管理職で言葉や概念がずれていれば空回りします。だからこのプログラムは、一般職からマネージャー層までが同じ言葉でマネジメントを語れる状態を目指します。

90100人の組織のうち

仮に100人の組織に新卒が10名入れば、残る約90名は、誰かの育成に関わっています。先輩として、同僚として、指導係として。管理職しか学ばない環境では、組織の大半が土台となる言葉を持てないまま現場に立つことになります。

言葉がバラバラのとき

「あの人のやり方」が乱立する

指示も評価も人によって基準が違い、良い施策も現場で空回り。持論のぶつかり合いだけが残ります。

共通言語があるとき

同じ概念で、議論が噛み合う

階層を越えて同じ言葉で語れるから、施策が現場に根づく。マネジメントが“仕組み”として定着します。

このプログラムで組織に入るもの

“経験則”を、再現できる仕組みに変える。

扱うのは精神論ではなく、学術理論にもとづく再現可能なマネジメントの技術です。プログラムを通じて、「組織の土台」としてお示しした、この3つを根づかせます。

マネジメントの判断基準を、全員でそろえる共通言語

経験則や持論を、全員が使える「根拠にもとづく型」に置き換えます。指示・評価・育成の判断基準が人によってバラつかない状態をつくります。

安全性と高い要求を、両立して人を育てる率直に高め合う関係

「やさしいだけ」でも「厳しいだけ」でもなく、心理的な安全性を保ちながら高い要求を伝える関わり方を、具体的な行動として習得します。

「自分たちならできる」という手応えを組織に持たせるチームの手応え

小さな成功体験を設計的に積み上げ、「自分たちならできる」というチーム単位の自信(集団効力感/Bandura, 1997)を高めます。個人のやる気を鼓舞するのではなく、チームの成功確率の見立てそのものを変えます。指示待ちではなく、自ら動くチームに近づけます。

私たちの姿勢

私たちが、しないこと。

9つの力は、精神論では育ちません。私たちは「根拠」(なぜ効くのか)×「再現」(誰でも使える型)を軸に、複数の研究と300を超える現場の実践知を掛け合わせます。何をするかと同じくらい、何をしないかを大切にしています。

しないこと

「なんとなく」でマネジメントさせない =根拠

勘や持論ではなく、「なぜその一手なのか」を言葉で説明できる。構造と意図のあるマネジメントを徹底します。

しないこと

「腐ったリンゴ効果」を発動させない

たった一人の問題行動を放置すると、周りの意欲まで少しずつ下がっていきます。その連鎖を、仕組みで防ぎます。

しないこと

ミッション・ビジョンを、ポエムで終わらせない =再現

掲げるだけの理念は、飾りになる。日々の言葉と行動指針に落とし込み、誰もが再現できる行動に変えます。

しないこと

人を「0か100」で判断しない

「やる気がない」「無能だ」という決めつけは、成長の芽を摘む。行動を具体的に定義し、事実で見て、伸びしろを探します。

しないこと

チームづくりを、マネージャー任せにしない

チームは、管理職だけがつくるものではない。一人ひとりが関係性とチームに責任を持ち、組織の質を全員でつくります。

私たちの視点

曖昧な言葉を、必ず「定義」します。

「思いやりが大事」「相手の気持ちになって」——それだけでは人は動けません。曖昧な言葉を曖昧なまま終わらせず、「どんな行動が見えたら達成といえるのか」まで必ず定義します。定義できないものは、教えることも、再現することも、評価することもできないからです。

「思いやりを持とう」→ どんな言動を目撃したら“思いやりがある”と言えるのか。観察できる状態で定義する。
「相手の気持ちになって」→ 具体的にどんな行動が見えたら“できている”のか。“姿”として定義する。
「やる気を上げよう」→ 何をもって“上がった”と判断するのか。見る指標を、先に決める

この研修が目指す先

「穴埋めに追われる時間」を、
「ケアの質を上げる時間」に。

シフトの穴埋め、欠員の補充、退職の引き止め、そのたびに繰り返される新人教育。管理職の一日が、これで埋まっていませんか。人が定着しないかぎり、この作業は終わりません。そして終わらないかぎり、利用者さん・患者さんに向き合う時間は増えません。

現状人が辞めるたびに、同じ作業を繰り返す
シフト調整・採用・再教育
ケア
目指す姿土台を整え、人が辞めない状態をつくる
調整
ケアの質と、次の人材育成

※ 割合はイメージです。個別の対応を速くするのではなく、対応そのものが発生しにくい組織にすることを目指します。

外の視点を、味方につける

組織の土台づくりは、外の視点と組むほど
速く・確かになる。

組織の土台は、自社の力だけでも作れます。ただ、外の視点と組むほど、その道のりは大きく短くなります。自社だけでは持ちにくい"2つの武器"が加わるからです。

外の視点が、"自社の当たり前"を見直す力になる

自社を知り尽くすほど、変えるべき点は見えにくくなるもの。外の視点が入ると、社内の"当たり前"が「検証できる仮説」に変わり、変える・残すの判断がクリアになります。

複数の研究と数百の現場が、"正しさのものさし"になる

比べられる基準があれば、「これで合っているのか」を確かめながら前に進めます。私たちは、複数の研究と数百の現場という“ものさし”を持ち込みます。

自社だけの場合土台づくりに、多大なリソース(一般的に数年)
土台を作ることに多大なリソースがかかる(数年)
外部リソースの活用短期間で導入し、現場の運営に集中できる
短期間で導入
本来やるべきケアと運営に集中できる

↑ この時間の差が、ケアの質の差になる。

観点自社だけで作る私たちと作る
立ち上げじっくり時間をかける短期間で導入できる
視点社内の視点が中心外部の知見 + 複数の研究
再現性担当者の経験に左右されやすい誰でも使える「型」として残る
事業への集中組織づくりに多くの時間を割く本来の時間を取り戻せる

RESULT

土台が変わると、
空回りしていた施策が噛み合いはじめる。

採用も、評価も、育成も。施策そのものを変えなくても、受け止める側が揃うだけで結果が変わることがあります。

プログラムの流れ

土台づくりから、定着まで。

隔週・各90分。「9つの力」を、3つの段階で一つずつ育て、最後は「再現できる型」として組織に残します。

まずは「7つの問い」で、
組織の現在地を整理する。

サービス内容・料金は、組織の状況に合わせて個別にご案内します。ご相談だけでも歓迎です。

入力はメールアドレスのみ / しつこい営業はありません / 第三者提供なし

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